サービス
注文の前に、寝室と搬入経路を見に行きます。玄関の幅、階段の折り返し、廊下の梁の高さ、そして寝室の窓がどちらを向いているか。窓の向きを聞くのは、朝の光がどこに落ちるかで、ヘッドボードの高さが決まるからです。
同時に、体格の違いと寝返りのくせ、いま使っているマットレスで朝どこが痛むかを聞きます。この三つで、だいたい硬さが決まります。番号だけで選んで届けると、返品になる。早いうちにそれを学びました。
近県は無料で伺います。遠方の方は、寸法を測って写真と一緒に送っていただければ、電話で相談できます。訪問しない場合でも、当日に搬入できないと分かったときは実費をお願いすることがあります。先に測っておくほうが、お互い楽です。

フレームは分解した状態で運び、寝室で組みます。運ぶのも組むのも健二です。人を雇わないのは、階段の角でフレームのどこが擦れたかを、作った本人が見ておきたいから。次の一台の設計が変わります。
組み終わったら、その場でマットレスを載せ、横になっていただきます。硬さの違和感は、ここで言ってください。持ち帰って調整できることがあります。工具は置いていきます。ボルト留めにしてあるのは、あとからご自身で締め直せるようにするためです。
古いベッドフレームとマットレスは、同じ日に引き取ります。粗大ごみの手配も、部屋に二つのベッドが並ぶ一週間も要りません。大きな量や、他社製の大型家具は事前にご相談ください。遠方は提携する運送業者が運び、組立は別途のご相談になります。

マットレスの硬さは、一晩では判断できません。お届けから一定の期間内であれば、硬さの違うものと一度だけ交換します。差額のみいただきます。多いのは「硬すぎた」という声でした。硬いほど腰に良い、という思い込みは根強い。
納品からしばらくして、もう一度伺います。ボルトを締め、マットレスの向きを変え、その間の寝心地を聞きます。費用はいただきません。ここで聞く話がいちばん役に立つからです。最初に旅館へ納めた一台は、いまも同じ部屋にあります。ときどき点検に行きます。
フレームの構造部分と、コイルやフォーム材には保証があります。範囲と期間は保証書に記します。表面のへたり、張地の色あせ、詰め物の自然な減量は対象外です。輸送中の破損は、お届け後すみやかにご連絡ください。指定のベース以外に載せた場合、保証は適用されません。

硬さのこと、階段の幅のこと、納期のこと。書ける範囲で結構です。営業の電話はしません。
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